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ディレイング・ザ・ゲーム(Delaying the Game)とは
簡単にいうと
試合を円滑に進めなくする行為は反則!
詳しく説明
何らかの方法で試合の進行を遅らせたり、阻害したりする反則です。
日本アイスホッケー界隈では
ディレイと呼ばれることが多いです。
(以下、使用)
詳しい反則行為がルールブックにかなり詳しく書いておりますが
覚えられる量ではありません。
もんじ
ルールブック読み込むのマジで大変だった…。
ルール解説シリーズで一番大変だったかもしれん。
しかし
1つだけ頻発する、ディレイに当たる反則行為があります。
それが、選手がパックをアイスリンクのボードを超えて外にクリアしてしまうプレー。
このことだけでも覚えておくと便利です。
放ったパックが
- ディフェンディングゾーンから
- 誰かのスティックやボードに当たることなく直接
- リンクのハイボードを越えて
飛び出た場合、ディレイとみなされ
マイナーペナルティで2分間の退場となります。
(ニュートラルゾーンやアタッキングゾーンから放たれたパックがリンクの外に飛び出たり、
誰かのスティックやボードに当たってリンクの外に飛び出たりした場合、
または、ベンチ内に飛び入ったり(ベンチの後ろのハイボードを越えて飛び出た場合は除く)、
ハイボード(ボードの上のガラス部分)のないところ(リンクによってはない場合がある)からパックが飛び出た場合には
ディレイは適用されません。)
忙しい方は、これ以上は読まなくてOKです。
科されるペナルティ
マイナーペナルティ(Minor Penalty)
上記で紹介した、パックをアイスリンクの外に放ってしまうプレーの他に
以下のようなプレーでマイナーペナルティが科されます。
- プレーを止める目的で意図的に手や体でパックを押さえ、離さなかった時
(ゴーリーに関しては、クリーズの外においてこのルールが適用される) - わざとゴールをずらしてプレーを止めた時
- 手を使ってパックを自らの防具の中に入れてプレーを止めた時
- ゴーリーが、ゴールラインより後ろのゴーリーキーパー制限エリア以外でパックをプレーした時
- プレーが止まってフェイスオフが行われる前に、選手の防具の修復・手直し(例えば靴紐を結んだり)などで試合を遅らせたとき
(特にゴーリについては、修復・手直しに時間がかかりそうな場合、その選手はベンチに戻り、他の選手が代わりに出場する)
ベンチマイナーペナルティ(Bench Minor Penalty)
プレーが止まっている間、チームによる選手交代の判断が遅く、審判が選手交代可能な時間を締め切った後にも、その審判の指示に従うことなくもう一度同じことをして試合を遅らせた場合、ベンチマイナーペナルティが科されます。