こんにちは!
今回の記事では、東北を牽引するプロアイスホッケーチーム、東北フリーブレイズについてざっくり解説していきます。
東北フリーブレイズとは

東北フリーブレイズ(TOHOKU FREE BLADES)とは、東アジア唯一のプロアイスホッケーリーグであるアジアリーグアイスホッケーに参戦する、青森県八戸市のプロアイスホッケーチームです。
ファンからは略称としてフリブレと呼ばれることが多いです。
チーム創設年は2008年。
翌年の2009-2010シーズンからアジアリーグに参戦し、
これまでアジアリーグでは3回、全日本選手権では2回の優勝を誇ります。
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https://freeblades.jp/ticket/
ホームリンク
八戸市内にあるフラット八戸(FLAT HACHINOHE)を本拠地としています。

収容人数 | 3,500人 |
住所 | 〒039-1101 青森県八戸市尻内町三条目7−7 |
アクセス | 🚶JR八戸駅から徒歩2分 |
駐車場 | 屋外駐車場(28台収容) |

プレースタイル:強力なフィジカルプレー

東北フリーブレイズの魅力といえば、やはり強力なフィジカルプレーです。
アイスホッケーは一定のルール内であれば相手に自分の体をぶつけるボディコンタクト(「ヒット」「ボディチェック」と呼ぶ)が許されています。
東北フリーブレイズは他のチームよりも際立ってボディコンタクトを徹底しており、激しい迫力のあるプレーが多く見られます。
血の気が荒すぎて乱闘が生じることが多いチームでもありますね(笑)
チームシンボル

東北フリーブレイズの名前にもあるように、チームシンボルは翼
チームのテーマは「飛翔」「飛躍」
そして名前の由来は以下の通り
フリー:氷上を「自由自在」に翔けあがり、
ブレイズ:氷上を「鋭く」切り拓いていくチームという意味
チームカラー

東北フリーブレイズのチームカラーはブリザードシルバー(#c9caca)。
また、その他のロゴカラーとして青(#003087)と緑も採用しています。
これらの色には、以下のような由来があるそうです。
また、私たちフリーブレイズのアイデンティティであるエンブレムはブリザードシルバーで、ウィングのカラーの基調となっており、ロゴカラーのブルーはそのウィングが翔ける空を、縁取るグリーンは東北の豊かな自然を表しています。
『ジャパンカップ 津軽びいどろコラボユニフォーム着用のお知らせ』, 東北フリーブレイズ公式HP, 2024-11-09より
チームマスコット

チームのマスコットキャラクターは、ブレイジー。ペガサスをモチーフとしたマスコットです。
背番号は7番
もちろん、ブレイジーもホッケーは得意。
親会社はゼビオホールディングス

親会社は、スーパースポーツゼビオなどのスポーツ用品店を運営する大企業ゼビオホールディングス株式会社。
東北フリーブレイズの運営会社・東北アイスホッケークラブ株式会社は、ゼビオホールディングスの子会社であるクロススポーツマーケティング株式会社が100%出資し、経営されています。
東北フリーブレイズが主にホームゲームを行うのは、青森県八戸市のフラット八戸ですが、
チームの運営会社は、ゼビオホールディングスと同じ福島県郡山市にあります。
東北全体を盛り上げる地域密着型チーム
地元八戸でのアイスホッケー普及・選手育成の活動

チームがプレーする地元の青森県八戸市は、日本の中でも有数のアイスホッケー・スケート競技が盛んな氷都。
そんな八戸市では、ホームゲーム開催のみならず、以下のような地域貢献活動によって八戸を盛り上げたり、アイスホッケーの普及・選手育成を行なっております。
- 地域のイベントに選手が登壇
- 八戸市内の保育園や学校にてフロアボール体験などの交流活動
- FREEBLADES 大人のアイスホッケースクール
- 小学生向け通年スクール「フリーブレイズジュニア」
- 女子アイスホッケーチーム「クリスタルブレイズ」

八戸のみならず、東北全体へ

そして八戸のみならず、運営会社を構える福島県や、お隣の岩手県にてホームゲームやファンイベントを開催するなどして、東北全体を盛り上げています。
加えて、仙台市にある大型多目的アリーナであるゼビオアリーナ仙台(収容人数5,000人)は、これまでバスケやバレーボール、そしてコンサートなどのイベントで利用されてきておりましたが、2024年秋から工事を開始。
2025年7月の開業時にはアイススケートリンクとしての利用も行うことができるようになるため、来シーズン(2025-2026シーズン)には、仙台市でも東北フリーブレイズの試合が開催されることが予想されます。
東京も新たな本拠地へ

前述の通り、2024-25シーズンより、東北フリーブレイズは本拠地を「青森県八戸市・福島県郡山市」から「青森県八戸市・東京都」へ変更し、福島県郡山市を「Foundinig Town(創設のまち)」と制定することを発表しました。
アイスホッケーファンかそうでないかに関わらず非常に大きな人口を誇る東京を新たな本拠地とすることにより、東北フリーブレイズ、またはアイスホッケーの魅力をより多くの人々に届けることができるようになるでしょう。
これは近年人気が右肩下がりだった日本アイスホッケー界にとっては、素晴らしいニュースです。
2008-09シーズンに廃部になったプロアイスホッケーチームSEIBUプリンスラビッツ(当時の親会社はプリンスホテル)以来、東京は多くのアイスホッケーファンやアイスホッケープレイヤーを抱える中、プロアイスホッケーチームがありませんでした。
そんな中、2020年には横浜GRITSがアジアリーグに参入して以来毎年、東北フリーブレイズはホームゲームとして横浜GRITSとの試合をダイドードリンコアイスアリーナ(東京・西東京市)にて開催し、首都圏のアイスホッケーファンを大いに盛り上げてきました。
加えて、2023年1月にはJ1リーグ所属の超名門サッカーチーム東京ヴェルディとの連携も開始。
毎年コラボレーションマッチを開催し、東京ヴェルディカラーのスペシャルユニフォームを着用して試合を行ったり、東京ヴェルディの試合会場にてアイスホッケー体験会を開催するなど、首都圏でのアイスホッケー普及活動にも拍車をかけてきました。

東北フリーブレイズは、青森県八戸市、東北、そして東京と、勢いに乗ってその影響力を拡大させている魅力的なチームです。
まとめ
東北フリーブレイズはアジアリーグに参戦するプロアイスホッケーチーム
- 主な本拠地は青森県八戸市
- ゼビオホールディングス株式会社の子会社が運営
- スクールや女子チーム、アイスホッケー普及活動に地域交流と、地域密着型のチーム
- 強力なフィジカルプレーが特徴
- 東京ヴェルディとコラボ
- 2024年から東京も本拠地に
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