【アイスホッケーペナルティ全解説シリーズ】トリッピング(Tripping)ってどんな反則?

初心者がとにかく理解しやすくなるように、大事な要点だけを切り取って

解説しております。

もちろんルールブックの内容を熟読し、読者の皆様に多大な誤解を与えないように十分に気をつけておりますが、アイスホッケー初心者の皆様にとっての理解を損なわないように、複雑な部分は説明を端折っており、厳密性が欠けていることもあるかもしれません。その点はご了承した上でお読みください。

より厳密なルールを理解したい場合は、参照元のIIHF OFFICIAL RULE BOOK 2023/2024をご覧ください。

何か程度の酷く、誤った情報の流布に該当する部分がございましたらホームページのお問合せ欄、もしくはX(旧:Twitter)のDMにてご指摘いただけましたら幸いです。

起こりやすさ4.5
パッと見のわかりやすさ4.0
ルールの単純さ4.0

トリッピング(Tripping)とは

簡単にいうと

スティックで相手の足を引っ掛けたら反則!

詳しく説明

(画像引用:https://1.cdn.nhle.com/penguins/images/upload/gallery/2012/01/137671073_slide.jpg

トリッピング(Tripping)とは、スティックや体を使って相手を引っ掛けてつまずかせる反則行為です。

選手が引っかかって転ぶ系は大体これです。
特にスティックを使ったトリッピングは非常に分かりやすいかと思います。

該当するのはスティックだけではありません。

ある選手が相手選手にヒットしに行く
半分避けられる
→足と足が当たる
→反則

なんてシーンが多いです。

トリップ(Trip)とは日本語で「つまずかせること」「踏み外し」という意味であり

スティック以外で相手を引っ掛けて転ばせた際もトリッピングとしてみなされることが多々あります。

科されるペナルティ

基本的にはマイナーペナルティが科されます。

もしそのトリッピングがマイナーペナルティでは十分ではないほど悪質であると審判が判断した際には

メジャーペナルティゲームミスコンダクトペナルティが科される場合もあります。

審判によるオフアイスオフィシャル(Off Ice Official)へのサイン

審判が少し屈んで、膝下で片腕を一振りスッと動かしたら、それはトリッピングの合図です。

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スティックを使った反則
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