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アンスポーツマンライク・コンダクト(Unsportsmanlike Conduct)とは
簡単にいうと
スポーツマンらしくない行為は反則!
詳しく解説
スポーツマンらしくない(Unsportsmanlikeな)行為(conduct)
すなわち品性のない、無秩序な行為を行った選手に対する反則です。
よくアンスポと略して呼ばれます。
以下、ルールブックにて規定されている各種ペナルティについて詳しく説明いたしますが
めちゃめちゃ細かいので、暇な人だけ読んでいってください。
忙しい人は
行為のヤバさに合わせたペナルティが科されるよ
ってだけ覚えてくれればオッケー。
もんじ
細かすぎて、ルールブックを読み込むのも
めちゃめちゃ大変でした。
科されるペナルティ
マイナーペナルティ(Minor Penalty)
- 猥褻な、侮辱的な、または乱暴な言葉やジェスチャー
(猥褻なジェスチャー、 人種差別的な中傷や嘲笑、性的な発言に対してはゲームミスコンダクトペナルティも自動的に追加され、試合退場となる) - 相手選手の髪やフェイスガードを掴んだり引っ張ったりする
- ボードやガラスを叩く
- ベンチやペナルティボックスからリンクに物を投げ入れる
- 乱闘に参加する際に、ユニフォームやヘルメットを自発的に脱ぐ
(乱闘を行ったら試合退場処分。乱闘が起きなかったらミスコンダクトペナルティ(10分退場))
ベンチマイナーペナルティ(Bench Minor Penalty)
選手ではないチーム関係者(コーチやスタッフ)が上記に記載のスポーツマンらしくない行為を行った場合や
そのような行為を行った選手が誰なのか審判が特定できなかった場合に
マイナーペナルティの代わりにベンチマイナーペナルティが科され
コーチが指定した選手がそのペナルティを遂行します。
ミスコンダクトペナルティ(Misconduct Penalty)
以下に書いたような行為を犯した選手に対してはミスコンダクトペナルティが科されます。
- マイナーペナルティを科された後にも執拗にそのような行為を続けた場合
- 防具や道具をリンクの外に投げ捨てる行為
- 相手選手の反則行為を促すために執拗に煽る行為
- ペナルティボックスに入り、プレーが再開した後に、科されたペナルティの不平・不満を言う行為
ゲームミスコンダクトペナルティ(Game Misconduct Penalty)
以下に書いたような行為を犯した選手に対してはゲームミスコンダクトペナルティが科されます。
- 一度ミスコンダクトペナルティを科された後にも執拗にそのような行為を続けた場合
- 試合中であるかそうでないかに関わらず
猥褻なジェスチャー、 人種差別的な中傷や嘲笑、性的な発言を行った場合 - 相手チームのスタッフに怪我を追わせるような行為
- 相手選手やスタッフ、審判に唾を吐きつける行為
- 自らの血を相手に塗りつける行為
アンスポにてゲームミスコンダクトが科された選手は
さらに1〜数試合の試合出場停止処分が科される場合もある。
審判のオフアイスオフィシャル(Off Ice Official)へのサイン
両手を腰に当てたら、それはアンスポのサインです。