【絶対やるな】イリーガルチェックトゥザヘッドオアネック(Illegal Check to the Head to the head or neck)ってどんな反則?

初心者がとにかく理解しやすくなるように、大事な要点だけを切り取って

解説しております。

もちろんルールブックの内容を熟読し、読者の皆様に多大な誤解を与えないように十分に気をつけておりますが、アイスホッケー初心者の皆様にとっての理解を損なわないように、複雑な部分は説明を端折っており、厳密性が欠けていることもあるかもしれません。その点はご了承した上でお読みください。

より厳密なルールを理解したい場合は、参照元のIIHF OFFICIAL RULE BOOK 2023/2024をご覧ください。

加えて、ルールは世界中の国々、またはリーグや世代によっていくつか異なる点がございます。全ての大会において共通しているルールではないということをご理解ください。

何か程度の酷く、誤った情報の流布に該当する部分がございましたら当記事のコメント欄か、ホームページのお問合せ欄、もしくはTwitterのDMにてご指摘いただけましたら幸いです。

起こりやすさ1.5
パッと見のわかりやすさ3.0
ルールの単純さ5.0

イリーガルチェックトゥザヘッドオアネック(Illegal Check to the Head to the head or neck)とは

(画像引用:https://novacapsfans.com/2022/11/12/nicolas-aube-kubel-suspended-3-games-for-illegal-check-to-head-of-tampa-bays-cal-foote/

簡単にいうと

頭や首にボディチェックしたら重大反則!

詳しく解説

頭や首へのボディチェッキングを行う反則行為です。

非常に危険な行為であるため

とにかく、頭や首への接触は最大限避けることが義務付けられています。

A hit resulting in contact with an opponent’s head where the head was the main point of contact and such contact to the head was avoidable is not permitted.

『RULE 48 ILLEGAL CHECK TO THE HEAD OR NECK』,IIHF OFFICIAL RULE BOOK 2021/2022, p-104

意訳すると以下の通りになります。

回避可能であるにも関わらず頭がメインの接触ポイントとなるヒットは決して許されないぞ!

回避可能である限りは、全力で避けよ!

アイスホッケーはある程度の範囲では相手選手に対するチェックが許されてはおりますが
それは、肩・胴体部分での接触のみ

頭や首へのチェックは重大な事故に繋がりやすいために、全力で規制されているのです。

科されるペナルティ

その選手によるイリーガルチェックトゥザヘッドオアネックが、そこまで危険度が高くなかった場合、マイナーペナルティが科されます。

しかし、僕が経験した中ではこの反則でマイナーペナルティが科されることは滅多にないように思います。

大抵の場合、そのボディチェッキングの危険さから

ゲームミスコンダクトペナルティ(およびメジャーペナルティ)
試合の出場停止処分

が科されることが多いです。

わざと頭でボディチェックを受けると…

これだけで重大な反則が取られるのであれば

「ボディチェックを受ける時に、わざと頭でそれを受ければ良いのでは」

なんてズルいことを考える方もいそうですが

受ける側がわざと頭で接触するような動きをしている場合は
そのボディチェッキングは反則行為としてみなされません。

審判のオフアイスオフィシャル(Off Ice Official)へのサイン

審判が片手の手のひらを側頭部にタッチしたら、それはイリーガルチェックトゥザヘッドオアネックのサインです。

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