【掴むな】ホールディング（Holding）ってどんな反則？

初心者がとにかく理解しやすくなるように、大事な要点だけを切り取って

解説しております。

もちろんルールブックの内容を熟読し、読者の皆様に多大な誤解を与えないように十分に気をつけておりますが、アイスホッケー初心者の皆様にとっての理解を損なわないように、複雑な部分は説明を端折っており、厳密性が欠けていることもあるかもしれません。その点はご了承した上でお読みください。

より厳密なルールを理解したい場合は、参照元のIIHF OFFICIAL RULE BOOK 2023/2024をご覧ください。

何か程度の酷く、誤った情報の流布に該当する部分がございましたらホームページのお問合せ欄、もしくはX（旧：Twitter）のDMにてご指摘いただけましたら幸いです。

ホールディングの…

ホールディング（Holding）とは

手・腕・足で相手を掴んだりしがみついたら反則！

相手がパックに関与しているかどうかに関わらず
手や腕、足で掴んだりしがみついたりして相手の進行を拘束したり邪魔したりする反則行為です。

ホールド（Hold）とは日本語で「つかむ」「固定させる」という意味です。

主に相手の体をギュッと押さえ込むようなプレー、特にボード際でのパックバトルの際に反則が科されることが多いですが
相手選手をあからさまに掴んだり引っ張ったりしない限り
かなり分かりづらいかと思います。

また、相手のスティックを掴んで離さないプレーもホールディングとして禁止されています。

相手のスティックから身を守る時にスティックを掴んだり
パックを守るためにスティックを抑える（掴まない）プレーは許されています。

マイナーペナルティ（Minor Penalty）のみが科されます。

危険度の低いペナルティですので、
マイナーペナルティよりも重いペナルティが科されることはありません。

審判が、片方の手でもう片方の腕をがっしり掴む動作をしたらそれはホールディングのサインです。