起こりやすさ | |
パッと見のわかりやすさ | |
ルールの単純さ |
サッカーは足でボールを蹴ってプレーしますが、手を使うと反則になりますね。
バスケットボールでは手を使ってボールを投げてプレーしますが、足で蹴ると反則となるらしいです。
では、
スティックでパックを扱ってプレーするアイスホッケーでは
手を使ったら反則になるのでしょうか?
アイスホッケーでは、手を使える?
(画像引用:https://www.gaimday.com/blog/hand-pass-hockey/)
結論を大まかに言いますと、手を使ってズルしなければ大丈夫ですが
ズルしたら反則を科されます。
そのズルって?その基準は?
この「ズル」が何を意味するかというと
- 空中に飛んだパックを手で掴んで、あからさまにスケートする
- 相手選手のプレーを妨げるために
氷上のパックを手で拾い上げたり、手で隠したりする
ようなプレーはズルとして当てはまり
ハンドリング・パック(Handling Puck)(手でパックを扱った)として
マイナーペナルティ(Minor Penalty)が科されます。
ペナルティにはならないハンドパス
(画像引用:https://hockeyanswered.com/what-is-the-hand-pass-rule-in-hockey/)
空中に飛んだパックを手で氷上に叩き落としたり
氷上にあるパックをスライドさせ
そのパックを味方選手が保持した場合
ペナルティは科されませんが、
ハンドパスとしてプレーが一時中断されます。
しかしこのルールはディフェンディングゾーンでは適用されません。
(叩き落とされたパックが別の味方の選手によって保持された場所で判断される)
その叩き落とされたパックを相手選手が保持した場合は
プレーが中断されません。
よくあるのは、ある選手が叩き落としたパックを
その味方選手が完全に保持できる場所にいたにも関わらず
パックに触れることなく、相手選手にわざと取らせるプレー。
これは認められているので、よくあるプレーです。
手で叩いてゴールしたら?
(画像引用:https://www.stateofhockey.com/news_article/show/928022-officially-speaking-the-hand-pass)
攻撃側のチームが空中のパックを手で叩き落として、それがゴールに入っても
それはゴールとして認められません。
また、そのように手で叩き落とされたパックが両チームの選手や審判に当たってからゴールに入ったとしても、それもゴールとして認められません。
もし味方の打ったシュートが、誰かのグローブに偶然に当たってゴールに入った場合などには
ゴールが認められます。
まとめ
以上になります。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!