これまでのトレーニングの固定観念が覆された話

       

今シーズン、僕のプレーのパフォーマンスをコーチやチームメイトに褒めてもらえることが増えた。

実際、ありがたいことに去年よりもチームの選手層が厚くなったにも関わらず、出場時間は昨季のシーズン末よりも圧倒的に増えた。

正直、自分がこの短期間で「ホッケーを上手くなった」という感覚はないし、聞いてみると、僕のプレーのテクニック部分を褒めていたようではなかった。

筋トレだけが全てではない

そこで今シーズンから名古屋オルクスに新たに就いた内田トレーナーと津森トレーナーに聞いたところ、以下のような話をいただいた。

「もんじくんは、去年より圧倒的に体の姿勢が良くなったよ。僕らのトレーニングをしっかり頭で理解して実行してくれているおかげ。」

「去年もちょっと見ていたけど、肩がすぼみ、股関節も後傾気味だった。チームの中でもかなり姿勢がダメだった選手の1人。」

「それが、今年のトレーニングのおかげでだいぶ姿勢が良くなって、それでパフォーマンスが上がっていると僕らも感じている。」

「まだまだ改善点あるけどね。」

画像:名古屋オルクス

彼らのここまでのトレーニングのゴールは、とにかく“プレー中の姿勢を矯正する”ことに置かれていた。

“筋トレする” “強くする” というよりは、

“身体操作のトレーニング”

を行うことで、

“筋肉の出力を最大限パフォーマンスに引っ張り出す”

というのがゴールだ。

これまでは正直、“キツイトレーニングをすればするほど成長できる”という原理主義的な固定観念があった。

今年から就任したトレーナーのトレーニングは、もちろんトレーニングではあるので、やり終わるとかなりの疲れがドッと来るものの、僕のアイスホッケー人生22年間の中で最もキツイトレーニング達と比べたらそこまで「うわぁぁ、キツくて倒れてしまう」みたいな感じではない。

しかしとにかく頭を使わされる。体への感覚を研ぎ澄ましていくトレーニングだ。

去年の僕はプレーの姿勢が綺麗でなかったようだ。

胸が適切に張れず、骨盤が後傾していたことで無駄な動きがあってスピードがうまく出ていなかったり、体が疲れやすかったり、全てのプレーに悪影響が生じていたらしい。

確かに他のスポーツのトップ選手たちに、骨盤が後傾していて猫背になっている選手は全く見かけない。

シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆選手なんか、バッティング時にはとにかくお尻がプリっと後ろに出ているのが特徴。

これがあの驚異的なバッティングを生み出している一つの重要な要素らしいのだ。

日々学び、日々成長!

オルクストレーナーに教わった身体操作トレーニングの一部

プロのトレーナーもついていなかった学生時代までは、とにかく筋トレ、それもBIG3と言われるような、なるべく体重を増やすためのトレーニングをしていた。

もちろんそれも基礎的なフィジカル力を作る上で決して”間違い”ではなかったとは思う。

しかし、“身体操作”という概念は抜け落ちていて、本来発揮できるはずのパフォーマンスが落ちていたんだろうなと思う。

(セミプロ、海外マイナーリーグ含む)プロになって数年、様々なプロのトレーナーに教わったが、今年のオルクスのトレーナーほど”身体操作”に特化していて、細かく指導していただけるトレーナーはいなかった。

(僕がプレーしてきたレベルが、世界的にみたらそこまでトップレベルでなかったことの裏返しでもあると思う。)

今年で27歳になる歳。
ルーキーとはいえず、勝手に自分の成長軌道はここまでかと感じてしまう場面が多々あったが、まだまだ成長途中だ。

とにかく勉強し続けることは重要で、そしてこれからも勉強し続けようと感じた出来事。

XHLのトッププレイヤーになれるよう、頑張ります🔥

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