今回は、アイスホッケーの試合中に何十回と行われるフェイスオフについて解説していきます。
フェイスオフ(Face-off)とは
試合を開始、または再開する際に
両チームの選手1名ずつが審判の落としたパックを取り合うプレー
のことをフェイスオフと呼びます。
サッカーでいうキックオフ
バスケットボールでいうジャンプボールのことだね!
その審判がパックを落とす流れをパックドロップ(Puck Drop)と言います。
フェイスオフを行う場所「ドット(Dot)、フェイスオフ・スポット(Face-off Spot)」
Face Offを行う場所をドット(Dot)
もしくはフェイスオフ・スポット(Face-off Spot)と呼びます。
実際の場所もわかりやすく赤い丸があります。
ど真ん中に1つ
アタッキングゾーン(Attacking Zone)に2つ
ディフェンシブゾーン(Defensive Zone)に2つ
ニュートラルゾーン(Neutral Zone)に4つ
合計で9つあり
それぞれのシチュエーションにあった場所でフェイスオフが行われます。
試合開始・点数が入った後
- 試合が始まる時
- 点数が入った後
真ん中のドットでのフェイスオフから試合が再開します。
GKセーブで試合が停止した後
アイスホッケーでは、ゴーリーがシュートを受けた時
グローブでパックをキャッチしたり
転がってきたパックをホールド(グローブで抑え込むこと)したりして
失点を防ぎます。
そこで審判によって笛が吹かれ、プレーが一旦停止されます。
この後は
その直前にパックに触れていた選手に最も近いドットでのフェイスオフから
試合が再開されます。
オフサイドの後
オフサイドの後は
そのオフサイド判定となった時のパックの位置に最も近いドットでのフェイスオフで試合が再開されます。
アイシングの後
アイシングの後は
そのアイシングをしたチームのディフェンシブゾーンにあるドットでのフェイスオフで試合が再開されます。
アイシングを行ったチームは疲れている選手の交代を行えず、
守りのゾーンからの再開となるためピンチが繋がりやすいです。
アイシングをしてしまうと、不利な場所でのドットから試合が再開される
と覚えておくと良いです。
ペナルティ(反則)の後
ペナルティが審判によって課された後には
そのペナルティを犯したチーム側のディフェンシブゾーンでのフェイスオフで試合が再開されます。
よって、ペナルティを犯していない側のチームにとっては
相手が1人少ない状況でありつつ
アタッキングゾーンからのフェイスオフとなるため
チャンスに繋がりやすいです。
反則行為を犯してしまうと、不利な場所でのドットから試合が再開される
と覚えておくと良いです。
フェイスオフのルールと反則について
フェイスオフには細かくルールが定められており
そのルールを破ると、審判から口頭で注意を受け、場合によってはペナルティがつくことがあります。
そのルールとペナルティについては、こちらの記事で細かく解説しております。
まとめ
これからもアイスホッケーに関する記事を書いていきますので、是非お読みくださいませ!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!