こんにちは、もんじです!
スケート靴の刃(エッジ)の手入れを疎かにしていませんか?
今回は、アイスホッケープレイヤーなら超必須である、スケート靴の刃(エッジ)の手入れについて簡単に解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- スケート靴の刃(エッジ)の研磨について詳しく知りたい
- 最近スケートしているとたくさん転んでしまう
- 何ヶ月もスケート靴の刃(エッジ)の研磨をしていない気がする
また、以下の記事も併せてお読みいただけると、理解が早まると思いますので是非!
それでは、どうぞ!
実はスケート靴の刃(ブレード)は凹んでいる
上記の図のように、スケート靴のエッジの、氷と接する部分は凹みが造られています。
このように凹ませることで、エッジがより鋭くなります。
こうすることで、ツルツルした氷にエッジをしっかりと刺すことができ、安定したスケーティングを行うことが出来ます。
逆に凹みがない場合、エッジの先端の鋭さが失われ、エッジがしっかりと氷に刺さらずにツルツル滑って転んでしまいます。
つまり、氷上を安定して滑ることができるかどうかは、このエッジの先端の鋭さに非常に影響されます。
スケートするごとに荒れるエッジ
エッジはステンレスの合金で作られています。
基本的には傷がつきにくいのですが、この細いエッジ部分のみで体重を支えており、この1点に高い圧力が掛かっています。
そのため、このエッジの先端部分は破損しやすく、使用するごとに消耗してしまい、エッジの鋭さが失われてしまいます。
すると、エッジに凹みがあるにも関わらず、氷にエッジが刺さらなくなってしまいますと、転倒の原因になります。
僕はエッジが欠けているのを感じたら直ぐに予備のエッジに取り替えます!
エッジに気を遣いながらのプレーは非常に質が落ちますので!
スケーティングの上達を知らぬ間に阻害されているかも!?
スケートを体得するためには氷へのエッジの刺さり具合を体で学ぶ必要があります。
これはスケーティングが、頭で理解しているだけでは上達に繋がらず、感覚を掴まなければ上達できないものだからです。
この際、消耗したエッジを使うことで、体が上手に氷の感触を掴めず、クセのあるスケーティングの原因にもなります。
初心者は自身で気づくことが出来ない
エッジが酷く消耗していたとしても、初心者自身では気付きにくいです。
何故なら、上手くスケーティングが出来ている場合かどうかが自身では認識できる感覚を備えていないからです。
では、どのようにエッジの消耗具合を知る必要があるのでしょうか。
それは、「目視」です。
実際の写真がコチラ
上の写真2枚のように、エッジの先端が欠けると、目でみればすぐにわかります。
また、エッジに沿って指をなぞってみると、欠けている部分がすぐにわかると思います。
定期的にアイスホッケーショップに研磨を頼もう!
ではどうすればいいのかというと、アイスホッケーショップに行って研磨を頼むことです。
お近くのアイスホッケーショップに行けば、大体¥500~¥800くらいで、15分ほど待てば研磨が完了し、その場で受け取ることが出来ます。
リンク施設のスタッフより、独立したアイスホッケーショップに行った方が安心
一応、アイスアリーナ・アイスリンクがある施設では、貸靴の提供をしているということもあり、研磨ができる設備が整っています。
しかし、アイスアリーナ・アイスリンクの施設はアイスホッケーのみならず、フィギュアスケートをプレーする人、スケートしに遊びに来る人、など様々な人に向けたスケートの研磨方法を行いますので、アイスホッケー研磨の専門性は乏しく、折角研磨してもらったのにスケーティングが上手くいかなくなるといったことが考えられます。
アイスホッケーショップの店員さんであれば、アイスホッケーの専門的な知識を有しており、アイスホッケー選手に優しい研磨を行なってくれますので、もし研磨を行う際は必ずアイスホッケーショップか、スケートリンク・アイスリンクにアイスホッケー競技を長く行なっていたスタッフがいる場合にのみ依頼しましょう。
僕は、1つのエッジにつき、特にエッジの大きな欠けなどが無くとも、5~10回ほど練習を行ったら、研磨を行なっています。
アイスホッケーが本場の国・チームでは、イクイップメント・マネージャー(Equipment Manager)という、選手たちの防具・用具の管理・ケアを行う役職のスタッフがいて、試合中でも選手たちの研磨を行なったりするらしいですね!羨ましい!
また、研磨を依頼する時に指定すると良い「ラディアス」についての解説記事はこちらです。
まとめ
これからもアイスホッケーに関する記事を書いていきますので、是非お読みくださいませ!
以上になります。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!