【24-25アメリカマイナーリーグ挑戦ブログ】半分クビになりました。

       

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こんにちは。

アメリカのプロマイナーリーグの1つFPHLに挑戦中の日本人アイスホッケー選手のもんじです。

さて、あまりよろしくないニュースです。

タイトルにもある通り、半分クビになりました。

今週と来週の試合はほぼ確定で出場できません。

先日、コーチから呼ばれ、以下のことを伝えられました。

「ヨウスケを15日間Injured Reserve(怪我人)リストに入れた。 ロスタースポットが足りないからだ。 けど日本には帰って欲しくはない。 15日間後までは引き続き練習に乗ることができる。 お前は良いプレイヤーだ。変わらず頑張ってくれ。」

怪我人リストではありますが、試合に出場出来ないほどの怪我はしておりません(小さな怪我はありますが)。

端的に言うと、ロスターから正式に外れました。給与も2週間出なくなります。

コーチが変わってから約1ヶ月で20人近くの選手がチームに新しく入りました。 そのうちのほんの数人がこのチームに残りました。 彼らにロスタースポットの座を奪われた形になります。

端的に、悔しい。悔しすぎる。

現在プレーしている彼らと僕の差は、単純にゴールを決めたか決めていないかです。

新しく入ってきた選手はみな、数少ないチャンスをモノにしていました。

僕は18試合通して全てのチャンスを決めきれず、ノーゴールです。

得点以外のプレー、例えば、フォアチェックや運動量、シュートブロックなど、いかに献身的なプレーでチームに貢献したかでいえば自分はもっと評価される価値があるとは思うこともありますし、 先週の試合でも、持っている力を出し切ることができ、良い評価も得られておりましたが、

ただ一点、僕はまだ得点を決めておりません。

僕はFWで、点を取ることが1番の役目であるにも関わらず、です。
これまでいくつもの得点のチャンスを逃してきました。

「彼らが僕より絶対に良い選手か?」と訊かれた時、僕は快く首を縦に振ることは出来ません。

しかし「彼らは僕より試合で得点を取っているか?」でいえば、100%首を振るのが正解です。

それはロスタースポットを外れるためには十分すぎるほどの理由です。何も言い訳はできません。

さて、話はここからです。

別に「もう来なくていいよ」と言われたわけではありません。

ありがたいことに、まだ挽回のチャンスはあります。

かなり色々すっ飛ばして単純に言えば、 練習で全てのチャンスを得点して圧倒的な結果を出せば、ロスタースポットに戻ることは出来るでしょう。

それが不可能かと訊かれれば、何があっても絶対に首を横に振ります。

そのために変わらず全力を出すだけです。それでダメであれば、腹を括って次の場所で出来ることをするだけです。

そりゃ死ぬほど悔しいですが、案外気持ちは落ち着いていて、次のことに集中できています。
ただ応援していただいている方には大変申し訳ない。

とりあえず今から行われる試合の生中継を家でじっくり1人で見て、得られる教訓を全て拾い上げます。

ではまた。

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