【消費カロリー計算機付き】アイスホッケーは他のスポーツと比べてどれくらい過酷?METsとカロリーで比較!

こんにちは、もんじです!

アイスホッケーが他のスポーツと比べてどれくらいキツいのか気になったことはありませんか?

今回の記事では、エネルギー消費の指標であるMETsと、そのMETsから計算される消費カロリーによって、アイスホッケーの運動量が他のスポーツ・活動と比べてどれくらい大きいのかについて紹介いたします!

また、カロリー消費量計算を行えるフォームも下の方にありますので、是非気になるカロリーを計算してみてください!

もんじ
もんじ

この記事はこんな人におすすめ!

  • アイスホッケーについて詳しく知りたい
  • アイスホッケーはどれくらいキツいのか気になる
  • アイスホッケーの消費カロリーを知りたい

また、以下の記事も併せてお読みいただけると、理解が早まると思いますので是非!

【注意】今回の記事で紹介される値は、全て厳密な値ではなく、あくまで参考程度の値としてご覧いただければと思います。

それでは、どうぞ!

消費カロリー計算に使う指標「METs(メッツ)」とは

まず、METsについて解説していきます。

METsとは、Metabolic(代謝の) Equivalents(同等の、同価値の、同量の)という英熟語の略称です。

安静時のエネルギー消費(基礎代謝量)を1METsとして、様々な活動のエネルギー消費がその何倍(何METs)であるかを表す指標です

また、消費カロリー計算を行う際にMETsを使うので重要な指標でもあります。

様々な活動のMETs

ここでは、国立栄養・健康研究所さんが作成した、改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』から様々な活動のMETsを見てみます。

アイスホッケーは一番最後に発表しております。

日常生活

日常生活での行動でも、このように少しだけ代謝が上がるようですね。

ですが、これは非常に微々たるものです。

ヨガ

さて、ポーズと呼吸法、そして瞑想を取り入れることで心身をリラックスさせるヨガですが、意外と代謝は向上するのですね。

お家でできる自重筋トレ

家で行う自重筋トレや階段の上り下りは、基礎代謝の約3~4倍ほどのようです。

これがどれくらいのものなのかが最初は理解できないかと思いますが、他と比べるとあまり大きなものではありません。

ですが、どこでも気楽にできる運動で継続しやすいですし、筋肉もつくので基礎代謝の向上にもつながります。

ランニング

ランニング初心者でも無理なく走れるペース時速6km(1kmを10分で走れるペース)だと言われています。

そのペースで走るだけで6METsで、自重トレーニングの2倍ほど、基礎代謝の6倍ほどの代謝量となります。

やはり全身を使い、長時間持続的に行える運動でもあるので、ダイエット目的でよく行われる理由が分かりますね。

覚えておくと便利な指標


1kmタイム時速METs
初心者10分6km/h6
中級者8分7.5km/h7.5
上級者6分10km/h10
アスリート4分15km/h13.3
マラソントップランナー3分20km/h19.4

サッカー

日本では最も注目を集めるメジャースポーツの一つ、サッカー。

普通のサッカー全般では7.0METs、ガチで行われるサッカーでは10METsにもなるようです。

サッカーといえば、比較的大人数、そして広いコートで試合が行われます。

そのため、試合中ずっとボールに関わるというわけではなく、あまりプレイに関与しない時間もあるように見受けられます。

しかし、局所的に全速力で走る(スプリントする)のを何度も繰り返すため、やはりその強度は高いようですね。

バスケットボール

サッカー、野球と並んでメジャースポーツのバスケットボール。

狭いコート、少ない人数でプレイが行われ、攻守の切り替えも激しいスポーツです。

しかし、サッカーの方が少々運動強度は高そうですね。

サッカーよりもより局所的に走る(全速力でスプリントする)距離が短いからでしょうか。

アイスホッケー

さて、お待たせいたしました。アイスホッケーのメッツ数をご覧ください。

さほど大きな差はないですが、サッカー、バスケよりも強度は少々高いようです。

(少し安心しました)

やはり、リンクが程よく広く、出場しているプレイヤーが少ないため、全員が全力で走って(スケートして)プレイしなければならないという環境によって運動量が底上げされているのでしょう。

カロリー計算はどのように行われるか

厚生労働省が掲載している特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラムによると、消費カロリーは、以下の計算式である程度算出可能だということです。

消費カロリー(kcal)=メッツ数 × 体重(kg)× 運動時間(時間)


例)体重65kgの男性が時速6kmのランニングを1時間行った場合

6(METs)× 65kg × 1 =390(kcal)


運動時間について、休憩時間は含みません。

例)1時間の試合のうち、30分しか試合に出場していない場合、0.5時間として計算する

さて、この計算式に数字を当てはめて、アイスホッケーのカロリー消費量を当てはめてみましょう!

カロリー計算機


メッツ数、体重、運動時間を入力すると、消費カロリーを計算してくれるフォームです。

各運動のMETs数はこちらをご参照ください。(『身体活動のメッツ(METs)表』国立健康・栄養研究所)

アイスホッケーの消費カロリー

アイスホッケーの試合時間は、20分×3ピリオドで1時間(60分)です。

しかし、途中で何度もプレイが止まったりして試合が行われるので、試合自体にかかる時間(ピリオド間のインターバル休憩無し)はおおよそ1.5時間〜2.25時間ほどであることが多いですね。

その時間のうち、自分がどれくらい出場しているかを元に計算してみましょう!

もんじ
もんじ

ちなみに、体重80kgの僕が、アイスホッケーの試合に参加し(10METs

  • 0.5時間(30分)試合に出場したとすると、消費カロリーは400kcal
  • 1時間(60分)試合に出場したとすると、消費カロリーは800kcal

でした!

当たり前ですが、試合に出場する時間が長ければ長いほどカロリー消費も多くなってきます。

その試合時間が選手によってバラバラなので、一概には〇〇kcalであるとは言い切れません。

しかし、上記のカロリー計算によって大まかに消費カロリーを計算できるので、是非皆様もご自身の運動の消費カロリーを把握してみてはいかがでしょうか。

我らがGoogle様で世界中の記事を読み漁ってみましたが、正確にアイスホッケー選手の1試合での消費カロリーを計算したようなデータは見つけられませんでした。

しかし、どの記事による情報も大体500kcal~1200kcalの間に収まっているようにも見られます。

正確性には欠けますが、上記の計算はある程度あっていると考えても良いでしょう。

他のスポーツの消費カロリーとの比較

ここでは、体重80kgの僕が他のスポーツを行った時の消費カロリーを計算してみます。

ランニング

もし体重80kgの僕が、1kmを10分のペース(時速6km)で、1時間ランニングをすると、

6METs × 80kg × 1時間 = 480kcal

です。そこまで速いペースでなくとも、1時間続ければ、それなりに大きい消費カロリーになりますね!

サッカー

もし体重80kgの僕が、サッカーの試合(10METs)に、1.5時間(90分)出場したら、

10METs × 80kg × 1.5時間 = 1200kcal

です。

サッカーすげぇ…。サッカー選手は1試合で10kmほど走っているとも言われますからね。

バスケットボール

もし体重80kgの僕が、バスケットボールの試合(8METs)に、2/3時間(40分)出場したら,

8METs × 80kg × 0.67時間 = 428.8kcal

でした。

バスケも選手交代はありますが、アイスホッケーほど頻繁でないです。

なかなか大変なスポーツですね。

まとめ

アイスホッケーカロリー計算まとめ
  • METsとは、様々な活動のエネルギー消費が、基礎代謝の何倍にあたるのか表す指標
  • アイスホッケーのMETs数は、サッカーのMETs数と大体同じくらい。
  • 消費カロリー(kcal)=METs数 × 体重(kg) × 運動時間(時間)
  • アイスホッケーは大体500kcal〜1200kcal?
  • アイスホッケーは選手交代が頻繁に行われるので、試合出場時間が選手によってバラバラであり、消費カロリーもバラつきがある。

今回は、METsとカロリー消費を紹介し、実際に計算してみましたが、もちろん体質や、運動の質、運動時間によって多少のばらつきはあると思います。今回の記事で掲載した値はあくまで参考程度に捉えていただければと思います。

以上になります。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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